のーまの感想ブログ

映画の感想やちょっとしたことを書きます。

ドント・ウォーリー

ジョンに出会ったのはいつだったか覚えてない。
たまたま運がいい日だったんだろう。
酒にありつけたからな。

それにしても世の中は不公平なもんだよな。
車椅子のアル中が、どうして家も酒代も貰えるんだ。
そしたら、「どっちも病気だから、金もヘルパー付きの家も貰える」んだそうだ。
そして「ホームレスは失業者でも病人でもないから、政府は何もしてくれない」そうだ。
くそっ!一体何が違うってんだよ。
そして「ホームレスには金じゃなくてセラピーが必要」なんだと。
あいつの壊れ方を見てると、セラピーが役に立つとは思えんがな。

ジョンには沢山の支援者とちょっとした勇気があった。
つまり幸運だらけなのさ。
一方俺たちは、これと言った落ち度もないのに人生が壊れている。
まあいいさ、自分の人生と戦っているだから立派なもんさ。
そうだろう?だがこれで奴に女がいて、やり放題ってんなら
やり切れないが、神様はそこまでひどいことはしないはずだ。