のーまの感想ブログ

映画の感想やちょっとしたことを書きます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

バグダッド・スキャンダル

誰がマイケルを操ったのか。クルド独立派なのか、反サダム派か、それとも国連自身か?それは安全保障への影響力低下を嫌うイギリス-MI6だった。 張り子の虎である国連が大きな権威と力を持てるのは西側諸国の資金と軍事力のおかげだ。各国の安全保障を調整し…

アンナ・カレーニナ

ヴロンスキーは怖いもの知らずの軍人さん。誰もカレーニンに遠慮して私に手を出さないのに。それだけに激しく恋い焦がれてしまう。全てを失ってもこの気持ちは抑えられない。ヴロンスキーに溺れてしまう。 アンナは自分と同じタイプの人間だ。激しく燃え上が…

ホワイトハウス・ダウン

キャロルは大統領特別警護官。バリバリのキャリで、まずまずの人生を送っていた。上司にも信頼され大統領とも良い関係を持てている。そう自覚していた。ある時警護官の希望者と面接をすることになった。ファイルを見ると、お世辞にも優秀とはいない落ちこぼ…

世界を変えたユダヤ商法

最初に登場するのが、ビートルズを売り出した凄腕マネージャー。彼は自分のスキルとコネを使い、匠にビートルズを売り出した。そして無名だったビートルズをあれよあれよと言う間に、世界的大スターに押し上げると言う快挙を成し遂げた。そこには巧みな戦略…

魔女と呼ばれた少女

このアフリカの大地には夥しい血が染み込んでいる。この悲劇は、西欧の植民地支配から始まった。以来、数百年に渡って虐殺が繰り返されてきた。悲劇は永遠に続く、地上から西欧が消えるまで。 魔女と呼ばれる女たちがいる。連中には精霊が見えると言う。精霊…

ドント・ウォーリー

ジョンに出会ったのはいつだったか覚えてない。たまたま運がいい日だったんだろう。酒にありつけたからな。 それにしても世の中は不公平なもんだよな。車椅子のアル中が、どうして家も酒代も貰えるんだ。そしたら、「どっちも病気だから、金もヘルパー付きの…

青の炎

そもそも自分の男運は本当に悪い。自分はだめな性格だから男運が悪いのだと思う。一人では生きられない。誰でもいいから支えになってくれる人がいてほしかった。確かに隆司さんは褒められた人ではなかった。仕事を失い、飲めないお酒で自分を慰めるような弱…

ザ・コール

幸運にも、ジョーダンの家族にも友人にも犯罪被害者はいない。だから、この仕事に就いたのは単純な正義感からだった。勤め始めたばかりの頃は、単純な電話の取次だけだった。誤報、いたずらに紛れて本物の犯罪現場からの通報もあった。だが危険に身を晒して…

インスタント・ファミリー

ピートとエリーは共稼ぎだ。仕事仲間でお互い信用し合っている。仕事はきついが、稼ぎが良くやりがいもある。それは豊かで不満のない人生だった。だが楽しい毎日にも欠けているものがあった。それは「自分達の為だけに生きている」ことへの不満だ。そして二…

となり町戦争

名もなき人々 今回の任務は今までのとは違う。その人は今正に追われていると言う。私が助けなければ、その人は間違いなく捕まるだろう。捕まれば私のこともばれるだろう。助けるしかない。それとも、今すぐ逃げ出そうか。だが何処に?それ以上は考えが浮かば…

首相はスパイ?

歴史の興亡を目撃する MI5が裏切り者を求めて無実の人々の人生を破壊していく。それでいて肝心の自分たち情報機関に潜む”モグラ”には全く近づけない。何という無能振りなんだろう。大戦中は華々しい「スパイ大国」だったのに。一体どうしたと言うのだ。 500…

セルフレス

人生に後悔はないか。 ライバルを打ち負かしビジネスで成功を続けていたダミアン。いつしか大富豪となり人生の成功を手にしていた。しかしもう一方で失敗した人生、娘クレアとの不仲に悩んでいた。クレアは何でもお金で解決し、自分と向き合わない父親を恨ん…

(r)adius ラディウス

記憶喪失のリアムとジェーン。二人は愛を試された。 ジェーンはミステリアスな現象に合い記憶を失ってしまった。同じくリアムも記憶を失ったが、彼は何故か超絶した殺人能力を持っていた。自分たちに何が起こったのか全く覚えていなかった。そして混乱の中、…

エージェント・ウルトラ

マイクはコンビニの店員。なのにフィービーがいる。 なんで「なのに」なのか?それはフィービーは、知性があってしっかり者なのに、心からマイクが好きだから。マイクとの関係が壊れそうになっても諦めない。そんないじらしい性格だ。 一方マイクは「はっぱ…