のーまの感想ブログ

映画の感想やちょっとしたことを書きます。

青の炎

そもそも自分の男運は本当に悪い。
自分はだめな性格だから男運が悪いのだと思う。
一人では生きられない。
誰でもいいから支えになってくれる人がいてほしかった。
確かに隆司さんは褒められた人ではなかった。
仕事を失い、飲めないお酒で自分を慰めるような弱い人だった。
そして弱い私を愛してくれる唯一の人でもあった。
弱い者同士、似た者同士で生きて行けたと思う。
もし秀一が、隆司さん懐いてくれたなら。。。

体を壊して行く当もない隆司さんを追い出すことは出来ない。
でも子供たちは皆怖がっている。
どうしたらいいものか、答えが出せないまま時が経っていく。
それでも本心では、このまま何事もなく過ごせるのではと期待していた。
それがまさか、こんな事になるなんて。
家族全員がどん底に落ちてしまった。
もし自分が強ければ、こんな人生ではなかったのに。
止めどもなく罪悪感がこみ上げてくる。。。